学術集会長のご挨拶
日頃より、看護実践研究学会の諸活動について、ご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。このたび、看護実践研究学会第6回学術集会は、2024年9月7日(土)に岐阜県立看護大学で対面開催にて実施する予定です。
第6回学術集会のテーマは、「ともに看護を変えていく看護実践研究の醍醐味」です。「看護実践研究」は、看護実践の改善・改革をめざした研究です。研究者と実践者が、あるいは実践者と実践者が協働し、「ともに看護を変えていく」研究プロセスを踏んでいきます。この研究プロセスを通して、実践者一人ひとりの意識が変わり、組織としての看護実践や体制が変わっていきます。本学術集会では、参加者の皆さまが「ともに看護を変えていく看護実践研究の醍醐味」を味わい、看護実践研究に取り組む学びとパワーを得ていただけましたら幸いです。
シンポジウムのテーマは、『ともに看護を変えていく看護実践研究の醍醐味~経験者の語りから看護実践研究の意義や価値を再確認しよう』です。シンポジストには、研究課題ごとに研究者と実践者がペアになって、ともに看護実践研究に取り組んだことで現場が変わったことや効果などを語っていただきます。看護実践研究だからこその意義や価値、面白さを参加者の皆さまと再確認し、新たな可能性や魅力を見出す機会にしたいと思っています。
今回、一般演題の発表方法として、「口演」と「示説発表(ポスター発表)」の2種類を予定しています。いずれも、参加者間の意見交換や交流を重視しております。「ともに看護を変えていく看護実践研究」の仲間として、参加した皆さまが一緒に看護を考える機会になれば幸いです。
一般演題及び交流セッションの演題登録をお待ちしております。ぜひ、ご応募ください。
多くの皆さま方にご参加いただき、「ともに看護を変えていく看護実践研究の醍醐味」を語り合うことで、看護実践の改善・改革につながっていくことを心より願っております。
看護実践研究学会第6回学術集会
学術集会長 大川眞智子
(岐阜県立看護大学 教授)